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病院で行われる起立性調節障害の診断方法

未分類 この記事は約 6 分で読めます。

自宅で起立性調節障害の治療を続けても、場合によっては治らない場合もありますし、症状が重すぎて自宅での対処が難しくなるケースもあります。
そういった場合には自宅での対処には限界があるので、病院で治療を受ける必要があります。

病院では、まずは検査をして、起立性調節障害の診断を行います。

そして、その後薬物などを利用した治療を続けていきます。

 

子どもが起立性調節障害の治療を行うとき、通院先の病院は小児科です。

中学生や高校生になっていても、まずは小児科に行きましょう。小児科では積極的に取り組んでいる医院が多いからです。

ODは午後から夕方になると調子が良くなり全身倦怠感も軽くなるので、診察の際には午後の受診をおすすめします。

以下では、病院での起立性調節障害診断方法を、詳しく見ていきましょう。

 

自宅で出来る起立性調節障害の治療方法はこちら

 

シェロング起立試験

起立性調節障害の治療を始めるときには、まずは実際に症状が出ているのかを検査しなければなりません。そのために利用されるのが、シェロング起立試験です。

シェロング起立試験とは、患者が伏せた体制での血圧と、その後起立したときの血圧を測ることによって自律神経の異常を判断する方法で、昔からある検査の手法です。

具体的にシェロング起立試験を実施するときには、まずは子どもに横になってもらい、10分間待ちます。その後寝たままの状態で、子どもの血圧と脈拍を測定します。

そして、子どもを立たせて、さらに10分間待ちます。10分経ったらその時点で、起立したまま血圧と脈拍を測定します。

立っている状態での収縮期の血圧が21mmHg以上下がってしまう場合に、異常があると判断されます。通常、自律神経が正常に働いている場合には、血圧を一定にさせる作用をするので、寝ている状態から立ち上がっても、急激に血圧が変化することはありません。ところが、起立性調節障害になると、適切に血圧調整ができなくなるので、急激に血圧がさがってしまいます。そこで、寝ているときと起立時の血圧を測ることで、起立性調節障害の判断ができるのです。

シェロング起立試験は昔からある伝統的な検査方法ですが、古い診断機器や基準では、起立性調節障害を判断することが難しいケースがありました。ところが、最近ではハイテク医療機器の導入によって、かなり正確に診断ができるようになってきています。

病院に行ったときなどにも、最新機器でシェロング起立試験が行われます。

 

 

非観血的連続血圧測定装置

起立性調節障害の検査をするときには、正確で性能の高い血圧計を利用する必要があります。この場合、「非観血的連続血圧測定装置」を利用することが多いです。

非常に難しい名前で言葉だけ聞いても何のことかわかりにくいので、順番にご説明します。

非観血的連続血圧測定装置は、血圧計の1種です。

起立性調節障害の診断のためには、血圧測定が必要ですが、正確に血圧を測るためには、使用する血圧計が重要で、機能の高いものを選ばないといけません。

ここで、血圧計にはいくつか種類がありますが、非観血的連続血圧測定装置は、そうした医療機器としての血圧計の1種となります。

 

 

観血的血圧測定と非観血的血圧測定

血圧計の種類には、観血的な血圧測定方法と、非観血的な血圧測定方法があります。

観血的な測定方法とは、血管内の血圧を測定するときに、血管内に小さい管を入れてはかる方法です。

このことにより、血圧の全圧を測ることができます。たとえば、実際の医療の場面では、手術が終わったばかりで全身の状態が安定していない人の手の関節の動脈に、「カニューレ」という細い管を入れて、継続的に血圧測定をします。

これに対し、非観血的な血圧測定方法では、針を刺しません。血圧を測定するときに、いちいち身体に針を刺すわけにもいかないからです。

非観血的測定方法では、患者の上腕部に帯を巻いてしめつけ、静圧のみを測ります。通常一般で利用される血圧計は、この非観血的血圧測定方法をとっています。

そして、非観血的連続血圧測定は、後者の「非観血的」な方法をとるので、子どもの手に針を刺したりすることはありません。

 

 

連続血圧測定とは

非観血的連続血圧測定では、連続測定という点もポイントになります。

連続血圧測定とは、その名の通り、連続して血圧を測定する方法です。

人間は、1日に10万回も脈拍を打っており、一拍ごとにその圧が違います。そこで、いつ血圧を測るか、どのような状況ではかるかによって、その数値が異なってきます。

血圧を正確に測定するためには、ある程度連続して血圧を測り続ける必要があります。

ただ、家庭用の血圧測定器では、カフを使って上腕や手首をしめつけて血圧を測定するので、あまり長い間血圧を測り続けることができません。

そこで、病院などで血圧を連続測定するときには、「トノメトリ法」という測定方法を利用します。トノメトリ法とは、手首の動脈に圧力センサをあてて、血圧を1拍ごとに連続してはかる方法で、血圧を連続測定することができます。

トノメトリ法を使って血圧を測るときには、手首での1拍ごとの血圧の数値と上腕ではかった血圧の数値を照らし合わせないといけないので、大型で複雑な医療機器が必要になることが多かったのですが、最近では手首や指先に専用の機器をつけるだけで血圧を連続測定出来る機械などが開発されており、患者の負担が減少しています。

 

 

非観血的連続血圧測定装置が便利な理由

以上をまとめると、非観血的連続血圧測定装置とは、子どもの身体に針を刺さず、体内への侵襲なしに、効果的に1拍ごとの血圧を連続してはかることができる装置のことです。

最新の非観血的連続血圧測定装置を使うと、1拍ごとの血圧を測定することができますし、指先につけるだけで良いので子どもへの負担も小さく、安心です。

しかも、最新機械であれば、機器の大きさも小さく、精度も高いです。自動補正機能がついているので、測定中に子どもが動いても対応ができます。

このように、血圧測定をするとき、非観血的血圧連続測定装置は非常に役立ちます。

これを使って検査をしてくれる病院なら安心して検査を受けられるので、病院選びの参考にすると良いでしょう。

 

起立性調節障害に詳しい医師がいる全国の病院まとめ

文責 : 起立性調節障害治療.com|全日本心健会

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